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現場から学ぶ。理想を語る前に、現場を知る。

経営研究会、実践会、勉強会…。
良い話を聞ける場所はたくさんあります。
学ぶ姿勢は経営者に欠かせないものです。
でも、「学んだつもり」になって終わっていないでしょうか?

本当に成功している経営者は、現場から学んでいます。
現場を「吸収」する力こそが、経営の真価を決めます。


「研究会で学んだことを社員に話した」
「良い言葉をSNSに投稿した」
それだけで経営が変わるでしょうか?

もしかしたら…
現場の課題と向き合うのが怖くて、逃げるように研究会に参加している自分はいませんか?
「学んでいる自分」に安心して、現場の痛みから目をそらしていませんか?


成功する経営者は現場から学ぶ

成功している経営者には共通点があります。

  • 現場をよく見る

  • 社員の声を聴く

  • 小さな変化を見逃さない

  • 学んだことを現場で試す

  • 失敗からも吸収する

学びを自社に合わせて咀嚼し、現場に落とし込む。
その過程で痛みを引き受け、社員を巻き込む。
それを続けられる経営者が、組織を変えています。


逆に、こんな経営は危うい

  • セミナーで良い話を聞いて満足

  • すぐに理念やスローガンだけを変える

  • 社員には伝わらず「社長だけが走っている」

  • 足元の課題を見ずに理想論を語る

特に二代目経営者には多いパターンかもしれません。
創業者のような強烈な自信が持ちにくいからこそ、学ぶ場に出るのは大事。
でも、そこで「学んでいる自分」に満足し、現場を変える行動を避けてしまう。
それでは何も変わりません。


理想を持つのは経営者の責任

理想を掲げるのは経営者の責任です。
でも、現場を見ずに理想だけ語っても、社員には響かない。
社員の声を聴き、課題を吸収し、自分ごととして取り組む。
その痛みを引き受ける覚悟こそが、経営を変える力だと思います。


まとめ

「現場から逃げる理由として、研究会等に参加している自分はいませんか?」
「経営研究会等で学んだことを、どれだけ現場で試していますか?」
「社員の声を、どれだけ自分の経営に取り入れていますか?」

学ぶなら、現場から。
それが経営を変える一歩だと信じています。


研究会等で10のことを学んでも、現場から1つも拾わないなら意味なし。
経営者の自己満足選手権は、そろそろ卒業しませんか?

2025年07月07日 23:04

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